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研究要旨


酵素を利用した古紙再生化パルプ高品質化研究
                         
 (平成元〜2年度
 家庭紙、書道用紙などでは古紙を多く使用しているが最近では古紙に含まれる澱粉の量が多くなり(0.7〜1.3%)現行の古紙処理では、再生パルプ中に澱粉が残留するため吸水性についてJIS規格のクリアーが困難となっている。そこで、古紙処理時に、澱粉に対して、酵素(?−アミラーゼ)を1〜10%、温度40℃以上で処理を行った結果、最高75%の澱粉が除去でき、未処理に対し吸水性が 1.5倍、柔軟度は1.3倍に向上した。処理排水中のCODは問題なかった。




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